保育士の仕事内容

保育士の仕事内容は、保育所や児童福祉施設などで、０歳から就学前までの子どもの保育をすることです。保育士の具体的な仕事内容は、子供たちの身の回りの世話から、歌や遊び・お話などを通じて、子供たちの心を育てます。

また子供たちにとっては、最初の集団生活となるので、集団生活においてのルールや、友達への思いやりを身につけさせたりと、保育士の仕事内容は多岐にわたります。かなりハードな仕事内容ですが、子供の人格は三歳までで決まってしまうと言われるほど、発達が著しい時期でもあります。

保育士の指導が、そのまま影響を与えますので、注意深く行う必要があります。保育士の仕事内容は、子供のお世話が中心となりますが、かなり忍耐も必要な職業です。第一次反抗期まっただ中となりますので、親でも手を焼く子供たちもいるかもしれません。

子供たちの方からも、保育士さんの好き嫌いがありますのが、優しいだけの保育士さんが人気があるかというと、そうでもないようです。厳しくても愛情が感じられる保育士さんに、子供たちはついていくようです。保育士の仕事内容は、簡単なものではありませんが、最大の報酬は子供たちの笑顔だと思います。子供が好きであれば、こなせない仕事内容ではないと思いますよ。

保育士になるには、ピアノができた方がいいと言われます。保育士がピアノを使うのは、弾いた時の音階が幼児にも一番聞き取りやすく、ピアノを弾きながら保育士が歌を歌うというのも、やりやすいからです。

また、保育士がピアノを弾く姿を見て、ピアノを習いたいという子供たちも多くいます。保育士にピアノの技能があった方がいいと言われるのは、行事などで子供たちが歌を歌う時に、ピアノで伴奏しながら歌わせますし、お遊戯の時もピアノの曲にあわせて踊ったりします。

保育士試験の実技試験でピアノは選択科目にありますが、ピアノができない方は「絵画」と「言語」で試験を受けることになります。保育士として就職するのに、必ずピアノができないといけないというわけでもありません。どうしてもピアノは苦手という方もいらっしゃると思います。

そういう場合は、お話し担当など、自分の力を最大限に発揮できるものがあればよいと思います。ピアノができないから保育士になれないと考えず、これならできるという物があれば、立派な保育士になれると思います。